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愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
毎年、平均寿命が国別比較で発表されますよね。
それは、生まれてから死ぬまで平均して何年生きるかの指標です。
日本は長生きといわれていますが、晩年は平均9年ほど介護をされる期間があると報告されています。
よくピンピンコロリということで、元気でいて最後はころりと逝きたいとお参りにいくバスツアーや長野県の標語になったりしています。調べてみたら、
「1980年、長野県下伊那郡高森町で、北沢豊治が健康長寿体操を考案。1983年、日本体育学会に「ピンピンコロリ (PPK) 運動について」と題し発表したのが始まり。」とのこと。
元気でいる期間が長くありたいものです。
さて本日の新聞に健康寿命の調査が載っていました。
健康寿命、浜松市が1位 最も短いのは… 大都市別集計
「健康寿命」の20大都市別データを厚生労働省研究班(主任研究者=橋本修二・藤田保健衛生大教授)がまとめた。2010年時点で最も長いのは男女とも浜松市で、最も短いのは男性が大阪市、女性は堺市だった。これまでは都道府県別しかなかった。
健康寿命は、生活に支障なく過ごせる期間の平均を示している。75万人を抽出した厚労省の国民生活基礎調査で、「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合から計算する。厚労省は、平均寿命(10年は男性79・55歳、女性86・3歳)との差を縮めることを目指している。
研究班が集計した20大都市別データによると、健康寿命が1位の浜松市は男性72・98歳、女性75・94歳。20番目は大阪市の男性68・15歳、堺市の女性71・86歳だった。都道府県別のトップは、男性が愛知の71・74歳、女性が静岡の75・32歳。
都市別では健康寿命の最長と最短の差が男性では4・83歳あり、都道府県別の2・79歳より大きかった。
研究班の辻一郎・東北大教授(公衆衛生学)は「都道府県別では、浜松市のある静岡県など健康寿命が長いところは就業率が高く、喫煙率は低い傾向があった。都市別では地域の特徴がより出やすいため、健康寿命に何が影響しているのかを探りたい」と話す。
研究班は、同じ県でも地域によって異なることや、都市別も知りたいという要望を受け、10年時点の政令指定都市と東京都区部の20都市で集計したという。(辻外記子)
つまり、どの地域に生まれたかで健康寿命が違ってくるということ。
どうしてそうなるのでしょうねえ。
最近は、以前ブログでもご紹介しましたが、ソーシャルキャピタルとして人と人の結びつきや支え合いが健康に関連しているのではないかといわれています。
浜松に住む知り合いは、浜松まつりがこれを高めているのではないかとフェイスブック上でつぶやいていました。
しかし、長寿といわれる長野県などが入っていないのは残念ですね。
本当はそのあたりが知りたいものです。
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