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愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
巷では、糖質制限食VS低脂肪制限食、糖質制限食は○か×かなどといった比較検討がされています。ダイエットへの関心興味が高いことの現れでしょう。
JAMA誌2014年9月3日号にカナダの研究者による報告によると、低炭酸化物ダイエットと低脂肪ダイエットはどちらも有効で、これらに分類されるどのダイエット法でも半年後に有意な体重減少が得られるという結果を示しました。
研究ダイエット法は、1日の多量栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質)の摂取量、または摂取熱量、もしくはそれら両方を規定し、運動(ジョギング、筋肉トレーニングなど)あり/なし 行動支援(カウンセリング、グループサポートなど)あり/なしで、一定期間継続するもの。
この比較研究で最も大きな体重減少をもたらしたのは低炭酸化物ダイエットと低脂肪ダイエット。どちらの方法も有意な差はなかったという結果。
固有名称を持つダイエット法の効果の差はあまり大きくないことが示されており、減量が必要な方は特定のダイエット方法にこだわらず、継続できそうな方法を推奨すればよいとまとめられています。
ただ、6か月後の成果は「運動あり」より「行動支援あり」の方が減量効果は高かったのに対し、12か月後では、「運動あり」の方が「行動支援あり」よりも体重減量が高い結果となっていたということです。運動習慣は体重減量後のリバンド対策にも、長期的な減量効果を期待するに大切。
一時的なダイエットではない継続可能な食事習慣と運動習慣は黄金比率のようです。
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