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愛知県 開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
大きくなった娘が保育園のころ、「今日は仕事休めない」日に限って保育園から電話が入りました。親の気持ちは子供に伝染するのか、忙しくしていると強制終了される思いがしましたが、そのおかげで生活を反省することもありました。
また、仕事が立て込んでいて終わるとほっとして風邪をひいたりした経験がありますが、このほっとした時の熱は、医学的にも“心因性”発熱といい、“緊張”と関係しているそうです。
緊張で熱が出てしまうのは、緊張状態がつづくと交感神経が強く働き筋肉の硬直を引き起こしますが、何かのきっかけで緊張がとけたときに筋肉の硬直がほどけ、その際に熱が出てしまうのだそうです。
保育園に通う娘がいなくなり、意識的に自分でペースをと持たないと、風邪をひいたり発熱したりしそうです。やはり緊張した身体をほぐすには、おいしい食事や休養、運動、体が休まる睡眠が大切で、自分の身体を過信せず、過緊張が続かないように過ごすことが大切だと思います。
朝日新聞連載中の【患者を生きる】では、先日まで職場のうつが掲載されていました。この方のきっかけは高熱が1週間続き、その後微熱が1週間続きました。「疲れがでたのかな」程度に考えていた症状が、休職と復職を繰り返す結果となりました。疲れが蓄積した時におこる症状はいろいろありますが、緊張状態が続いた生活の時こそ、意識的に緊張をほぐすことが、症状を長引かせない、近道だと感じます。
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