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愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
公共のトイレに設置されているハンドドライヤーは気軽に手を乾かせ、手についている雑菌を死滅させてくれるものと思っていましたが、実際は従来のペーパータオルよりも細菌を拡散する可能性があるということが研究でわかりました。
この研究では、手洗いが不十分な状態を再現して、そのあと、温風を出す「ハンドドライヤ-」、強力な「ジェツトエアドライヤ-」またはペーパータオルを使って手を乾かしました。
その結果、空中に浮遊している細菌の量を測定すると、2つのドライヤー使用では、周囲の細菌量が多くなっています。周囲の浮遊菌量がもっとも悪い結果になったのは、ジェットドライヤ-で、温風ドライヤ-の4.5倍、ペーパータオルの27倍だった。しかもハンドドライヤーを使用後は、時間がたっても細菌が空中にとどまっていることもわかった。
インフルエンザ、胃腸炎など、気を付けたい季節です。手洗いして予防しているつもりでも、細菌をまき散らしているとは、知りませんでした。今日から手洗い後は、ペーパータオルが一番ですね。
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