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【情報】保健師の映画上映  

           
愛知県 開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
保健師の大先輩で保健婦前田あけみさんの映画が大阪で上映されます。
1937年に始まった保健婦法ですが、その当時を知る最後の世代の方です。保健婦の活動は戦前、戦後と、時代の中において国家政策による活動がありました。おそらくこの前田さんも、当時求められていた強兵政策を担う状況に中、国民の保健指導を多く取り組まれていたことでしょう。戦後GHQ占領地となり、日本の復興において民主主義の中では結核 衛生、栄養といった様々な活動をされてこられたと思います。
地域看護、公衆衛生と保健所退職後は、産業保健の走りともいえる活動もされるなど多岐にわたる活動をされています。前田さんは保健師として69年には手弁当の全国研修会「保健婦のつどい」を呼びかけ、公害、薬害 過労死といった課題を保健師の専門領域として語り合う場を作られるなど、各地で活動する保健婦の集いを、当時、看護職の専門領域がどんなものかがはまだまだ確立されていない時代に、仲間を増やし活動をしてこられました。この情熱の軌跡が映画で描かれています。この情熱がどこから来るのか、大変気になりますが、映画に描かれている前田さんの波乱の人生からくるのかもしれません。
愛知県ご出身ということもあり、2014年に名古屋で上映されました。全国巡回中で今月13日から大阪市のシアターセブンで上映が始まります。保健師の仕事を言葉では伝えきれない歯がゆさのある方や、看護職を目指す学生さんなどに、先輩が一つ一つ積み上げられてきた軌跡を映画で見ることで、何かを感じ、学ぶことがあるように思います。
                
   
 

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