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マーケティングのプロから学んだ保健事業のこれからを考えました。

  

 

   

自主勉強会ヘルシーBoxの勉強会が、本日開催されました。

1月から3月は外部講師をお呼びして開催です。

今回は、東京から、保健事業にマーケティングの考え方を導入し、がん検診の受診率向上など数々の成果をあげられている

キャンサースキャン代表の福吉潤さん(写真右側) 

東京大学、ハーバードで公衆衛生・ヘルスコミュニケーションを学んでこられた石川善樹さん(写真左側)でした。

  

今回のテーマは、人が集まる教室にはやっぱりわけがある!「マーケティングのプロから学ぶその理由」

目の前にいる対象者ではなく、なかなか来ていただけない方に行動をどう起こしていただくかということを考えましょうと普段私たちが困っていることの焦点を当ててお話が進みました。

例えば、40代女性は、家庭画報を好んで読む人、VERYやSTORYを好んで読む人、素敵な奥さんを読む人と同じ40代女性でも伝わるメッセージは変わりますよねと・・・

たちえば、ダイエットの話も、素敵な奥さんを読んでいる人は、家族の健康にやさしいすご技レシピVERYなどを読んでいる人は、大人かわいい40代のカラダになると・・使っているメッセージが違います。

なるほどそうだよなあ~~と納得。

一般的な行政のチラシを見比べながら、今までどのようにしていたのか・・

乳がん検診を向上させるためにキャンサースキャンでどのような方法をしてきたのかを具体的な例を見ながら紹介いただきました。(そのぜひキャンサースキャンさんのHPで見てみてください)

目からうろこのことばかり。

そして、日本で一番習慣化させるのがうまいのは?と石川講師。

ええ??それはディズニーランド

は~~そう来るか!でもリピーターであの人気だもんなあ・・

待ち時間が長いのも、並んでアトラクションをするのも、なんだか暗いところに入っていくのも同じですよねと・・

そう考えると共通点があるのか?と錯覚しますが、健診も同じぐらいな気持ちにするんですと楽しげに言ってくださったのはとてもうれしい気持ちでした。

最後に、問題解決型、長所を伸ばす、そして生き方を感じるCMを見比べて、これからどんなふうに人の心に伝えていくとよいかという方向性を示してくださいました。

保健事業、健康教室が、イメージしただけでディズニーランドのようにわくわくするように、心に届く、そんなPRができたら、みんなの保健行動がかわるんだろうな~~~。

参加してくださった方も、本当に来てよかった!目からうろこがおちたわ!あっという間に1日が過ぎた!など皆さん興奮気味に話していただきました。

実は昨年、このヘルシーBoxでお呼びしたお二人の勉強会に参加した某市は、特定保健指導のちらしを作り変えて、なんと愛知県一番の受診率になり効果は証明済み。やっぱりチラシは大事!!と改めて学ぶことができました。

この考え方が、愛知県中の保健事業にかかわっている人に知ってもらいたい、と強く思いました。

セミナーに参加するのに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました。
終わった後少しお茶をしたときにパチリ!

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