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運動をすると、脳内のセロトニンが増えると考えられています。セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸からつくられているといいますが、通常トリプトファンがアルブミンというたんぱく質とくっついて存在しているため「血液脳関門」という脳に入るための関所を通ることができません。
しかし、運動をすることによって、体内での脂肪の分解がすすみ、血液中に遊離脂肪酸が増えると、アルプミンはトリプトファンを手放し、遊離脂肪酸とくっつきます。
すると、トリプトファンは「血液脳関門」をスムーズに通過して、脳内に入ることができ、セロトニンに変換されます。現在あるセロトニンを有効活用しようとする抗うつ薬と違い、運動には脳内のセロトニンを増やす効果があるというわけです。
わ~ちょっと難しいですが・・
つまり、うつなどの気分が落ち込みとセロトニンという物質がうまく働かなくなっておこるのだけれど、運動をすると脳内のセロトニンを増やすことができるので効果があるということのようです。
私の知り合いも、ウォーキングを始めたら、最近は楽しくなってきたと話していました。もしかするとセロトニンが増えているのかもしれないです。
運動のポイントとしては
運動により、セロトニンを分泌する神経が活発になります。活性化は運動開始から5分ほどしてからだんだん始まって、20分程度で最大化します。そのため、最低でも5分以上、できれば15分程度は運動をし続けるようにすると有益です。
うつ病治療の基本は、十分な静養です。あまり無理をしてしまうと、かえって症状が悪化してしまう可能性も十分にあります。症状が重いような場合には、無理に身体を動かさず、ガムを噛む程度に抑えておきましょう。少し症状が緩和されてきたら、足踏み・腹式呼吸など少しずつ慣らしていけばよいでしょう。あまりに負荷を強くしても、セロトニンを分泌する神経は活性化しません。軽めの運動だけにとどめるようにしましょう。
セロトニンの分泌を十分に活性化させるためには、1日や2日リズム運動を行っただけでは不十分です。うつ病治療は長期戦。ある程度の期間、継続していくことが非常に重要です。
日光を浴びることもセロトニン分泌に役立ちますので、日光浴をしながらジョギングやウォーキングなどのリズム運動を行うとさらに効果がアップします。
運動不足を感じている私。
こうやってブログを書くことで、自分の準備性を高めているんです。
・・・・ハイ 頑張ります!
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