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愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代
昨日9月30日(月)は岐阜県と国保連合会主催の特定健診・特定保健指導指導者研修会に行ってきました。
参加者は、約120名、市町村の保健師、管理栄養士さんが8割、そのほか健康保険組合や医療機関、企業などで保健指導にかかわっておられる方が参加されていました。
うかがってみると、今年担当になった、就職したという方が半数ぐらい、1年から3年ぐらいのかたが3割、それ以上の経験という方が2割くらいと比較的フレッシュなメンバーです。
10時から16時までの長丁場、また参加者が多かったのでグループワークやロールプレイに一人で目を配る琴の人数ではなかったのですが、やはりそこは専門職の集まり、学ぶ姿勢が伝わるとてもいい会になりました。
午前中は、まずは自分が目指したい面談はどんなものかそのために必要な子とは何かを考えたり、面談の場面で意識すること、話を聞くということを「相手の立場で」「相手のために」というキーワードできくことでどんな気持ちになるかを体験するなどコミュニケーションの基本を考えていただきました。
午後からは、面談の流れを確認し、そのために必要な質問を考えていただきました。その後事例を通して、戸惑った言葉、先へ進まなくなる言葉を具体的に明確にして、デモプレイを通して知識伝達型の面談と意欲を高める面談を感じてもらい、どのようにしていったらいいかを感じていただきました。
アンケートをざっと見せていただいたところ、おおむね好評で、帰りにわざわざ質問やよかったですといってくださった方もあり、何かお土産を持って帰っていただけたかなと感じています。
岐阜の友人の友人の保健師が、わかるんだけど私にはできそうもないってグループの人がいっていたよと本音を伝えてくれました。
先日の三重では惜しみなく出してくださってよかったという声もあり、かなりいろいろなスキルをお伝えしたのですが、かえってそういう気持ちにもさせてしまうかもと思いました。
参加者の段階がいろいろなので、どこまで出すかが課題ですが、私が大事にしたいのは、「あれならやれそう!!と思ってもらえることなので、次回はプログラムを少し変えて試してみたいと思います。
私自身も新しい学びをいただきました。
特定保健指導は参加者の効果について様々な研究報告がされていますが、指導者側の指導技術向上に県などが研修として取り組む回数が増え、指導スキルの底上げにはつながっていると感じています。
心地よい充実感をいただいて帰りの電車に乗りました。
参加してくださった皆さんありがとうございました。
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