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【健康情報】カロリーゼロの飲料を飲む人のほうが太る?!


愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
三連休は・・お天気がよかったですねえ~ 
夫は庭木の手入れ、私は衣替えとなんだかんだと忙しく終わってしまいました。
やりたい仕事が山ほどあったのに・・今週頑張りましょう。
さて、特定保健指導をしているダイエット飲料 カロリーゼロを飲んでいるという方が結構おられます。
カロリーとしては問題ないのですが・・本当にダイエットに役に立つのでしょうか?少し調べてみました。

テキサス大学の健康科学センターではカロリーゼロ飲料の研究を、474人を対象に10年間にわたって行いました。そして、定期的(12缶以上)にカロリーゼロ飲料を飲むひとは、飲まないひとに比べてウエストサイズが56倍大きいということがわかったのです。さらに、メタボリック症候群の合併リスクが36%、II型糖尿病(生活習慣に起因する糖尿病)のリスクが67%、それぞれ飲まなかった人に比べて上がることが分かりました。
また、マウスの実験では、人工甘味料アスパルテームが血液中の糖質レベルを増加させ、糖尿病の初期段階と同じような影響をじん臓に与えていたことも判明!

すい臓から分泌されるインスリンは、脂肪細胞に働きかけて、血中のぶどう糖を脂肪に変えて貯め込むようにするので、「肥満ホルモン」と呼ばれます。“カロリーゼロ”はそのインスリンが分泌されないため肥満や糖尿病にいい、と思われてきましたが、いまアメリカでは、人工甘味料でもインスリン分泌を促す、という研究結果が相次いで発表されているのです。

ワシントン大学の研究者が発表した報告によると、人工甘味料スクラロースを飲んだ後と、水を飲んだ後を比較したぶどう糖負荷試験で、スクラロースのほうが血糖値のピークが高くなり、インスリンの分泌も約20%高くなったというのです。
ボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士によると、「すい臓は砂糖だけでなく人工甘味料にも同じく反応し、大量のインスリンを出すことがわかりました。それによって、余分な脂肪が蓄積され、太るしくみが発見されたのです」と述べています。
口や腸などに存在する甘味の受容体は、人工甘味料も、普通の甘味も同じように感知することも最近わかってきました。つまり、カロリーゼロと表示されていても、甘味を感じる分、同じように肥満や糖尿病リスクを高めるのではないか、ということがアメリカでは盛んに議論されているのです。
ダイエットのためにカロリーゼロを選んでいるはずが、通常より56倍も太って糖尿病と同じような症状に悩まされるようでは、まったくダイエットになりません……。
甘味料の危険性も取りざたされていますが・・
適度に甘いものも食べながら自分に合った食事をとる。自分に合った食事量を食べる感性をつける・・そういった習慣を身につけるのが王道ということでしょうか。う~んこの問題は奥が深そうです。

参考記事

http://www.news-postseven.com/archives/20131013_219662.html
http://magazine.gow.asia/beauty/column_details.php?column_uid=00001692
 

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