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愛知の開業保健師、習慣化指導士 水越真代です。
6月17日の朝日新聞に尿酸値のことが掲載されていました。
高尿酸血症=痛風ですね
ちなみに尿酸値の正常値は 男性の場合7.0mg/dl つまり1リットル当たりの尿酸の濃度ということになります。9.0mg/dlを超えると合併症の危険がでてきます。尿酸といっても尿中の濃度ではなく、血液中の濃度です。
尿酸とは針状を敷いて、針状尿酸塩結晶が関節に多くなると、間接あたりに蓄積し、やがて関節は炎症を発症し激しい痛みを発症する。 この激しい痛みが痛風関節炎と呼ばれる「痛風発作」との正体です。
尿酸はプリン体というものから生成されるので、ビールなどプリン体の多いものをひかえるといわれていますが、実は自分の体の壊れた細胞から再生されるので、現在は減量をお勧めして改善を図るようにお話ししています。
後は尿酸の排泄を促す、ビタミンB(ホウレンソウなど)ビタミンCの摂取を増やすことをおすすめします。
また乳酸があると尿酸の排泄を阻害するので、運動後のビールは尿酸をためてしまう原因になってしまいます。
6月17日の朝日新聞の記事によると
防衛医大の松尾洋孝講師や中山昌喜医師らが浜松市で健康診断を受けた35~70歳の約5千人の血液や体重、飲酒量などのデータを解析したところ、高尿酸血症だった約千人のうち29%は遺伝子の変異が主な原因で、肥満(19%)や大量飲酒(15%)よりも影響が大きかった。
変異があったのは「ABCG2」という遺伝子で、変異があると尿酸を体の外へ出す量が通常より25~75%減る。25%減る変異の場合、身長160センチの人で5キロ、170センチの人で5・7キロ、180センチの人で6・4キロ太るのと同じリスクをもたらすとわかった。飲酒と比べると、ビールを週13リットル飲むのと同程度だった。
とのこと
遺伝子が、関係するとのこと。
もし遺伝子がある人はない人に比べて体重管理をしっかりしないといけないということですね
先日健康番組で、東進ハイスクールの林先生の遺伝子解析をしていました
林先生はかなり太りやすい体質で、若いころはかなり太っておられたとのこと
なので現在の体型はかなり節制されている結果だとか・・
林先生は、気を付けていますと話しておられましたが、無理して・・という感じにには見えませんでした。
長い時間かけて作ってきた生活は、気を付けるという程度で体型を保持できるのかなと感じました。
遺伝子も大事ですが、遺伝子検査はあくまできっかけ。
無理しなくても保てる習慣作りがやはり基本かなと思いました。
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