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愛知県 開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
体脂肪率が、1日単位で変化していることは経験的にもありますが、面談者の方からも疑問の声を時々聞きます。自信をもって説明できずにいたので、確認しておきたいと思いました。 家庭用の体脂肪計の仕組みは生体電気インピーダンス法”という方法を使っています。これは、電極(足で測るタイプは足元の金属部分)から、からだに微弱な電流を流し、その抵抗により脂肪の量を測定するというもの。
脂肪はほとんど電気を流さず、筋肉や血管など水分を多く含む組織は電気を流しやすいという特性があり、この違いを利用し、電気がとおりにくいほど脂肪が多いと判断しています。
身長、年齢、性別、体重”などのデータと、あらかじめメーカーが入力した実際の人のデータと照らしあわせ、統計的に「これぐらいだろう」という推定値を割り出しています。
体の組成は個人差もあるので、多少の誤差が生じることや、また、入力されたデータもメーカーによって異なっているので、参考程度に。
できるだけ正確に測るためにはタイミングがあります。体内の水分量によって推定脂肪量が変動するため、水分を多くとった後は脂肪が少なめに出たり、たとえば汗をいっぱいかくサウナの後など、体内の水分量が少ない状態で測ると、体脂肪量が多めに出たりします。この変動を抑えるためには、なるべく毎日同じ条件、同じタイミングで揃えて測ることが大事で、朝起きてトイレに行く前や、お風呂に入る前など習慣の中に組み入れてしまうのがおすすめということです。
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