お電話でのお問い合わせ090-6367-7604
愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
健康相談を受けているときに、「意志が弱くて続かないんです」と言われる方が多くおられます。
これを読んでいるかたも、自分が意志が強いと感じておられる方はどれくらいいるのでしょうか?
私自身、何かをしようと思っても、1勝9敗ぐらいの確率なので続かないことが多いです。
最近、習慣の形成と意志の力に関する研究が多く行われ、今では「習慣を固めて長続きさせる方法」「誘惑に負けない忍耐力を向上させる方法」が体系化されつつあります。
意志の力は筋肉と同じように鍛えることができるということが様々な研究から報告されています。
オーストラリアの研究では、2か月運動プログラムを取り生んだ人たちは、思考の抑制をする力が開始前よりも高まる。
つまり、
結論:運動を習慣化することで、意志の力が枯渇しそうなタスクに対しても抵抗力が高まり、強い意志の力を必要とする活動で良い結果を出せるようになったという結果でした。
さらに、被験者たちは喫煙や飲酒、ジャンクフードの摂取量のほか、「衝動買い」「逆上する」「宿題をせずにテレビを見る」「人と過ごしていて約束を忘れる」などの行動の回数が減少し、運動を続けたことが、生活の様々な面に変化を生んでいるという結果になったそうです。
確かに、メタボ教室やダイエット教室に来ている人たちは、歩数計をつける、体重を測るという行為を続けるうちに、食べること、体を動かすことなど様々な変化を生んでいきます。
以前ダイエット教室参加してくださった女性は、ご主人の持って帰ってくる菓子パンは絶対にやめられないといっておられたのですが、散歩をする、掃除をするなど少しずつ体を動かす習慣をつけるなかで、2か月後その菓子パンを食べるのをやめたと報告してくれたことがありました。
この研究の面白いところは、この習慣化は運動でなくてもいいのかと追研究を重ねていること。
結果は、ほかの習慣でも、喫煙量、飲酒量、健康的な食事、運動、家事でも同様のプラスの効果があったとのこと。
確かに私自身も、ブログが少し続けることができるようになったころから、食事の準備が効率的にできる用意なっています。
お肉や魚を買いだめして、塩麹や胡椒などで味付けして、使いやすいように準備をしたり・・しています。
まとめ
意志の力が損なわれると、自制の必要な取り組みは次第に難しくなるので、体力や意志の力を特に必要とする用事は、1日のうちの早い段階で片づけてしまおう。
意志の力は、時間をかければ鍛えられます。そして、少しずつしか鍛えられません。ほんの少しのこと、とても簡単で「大変」、「時間がない」と言い訳できないようなことからはじめよう。
好ましい習慣を新しく身につければ、意志の力が強くなり、そのほかの良い行動ができるようになるなど多くの恩恵が得られる。
私自身は、運動不足が気になっています。
今度は、そこに取り組んでみようと思っています。
まずは、歩数計を毎日つけるからはじめてみようと思います。
参考http://www.lifehacker.jp/2013/06/130612habit_formation.html
この記事へのコメントはありません。