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【健康情報】画期的!!保健師力を確かめる研究が始まるとか!

愛知の開業保健師 習慣化指導士 水越真代です。
慢性腎臓病のことを続いて書くつもりでしたが、とっても書きたいニュースが飛び込んできたので1日飛び入り参加です。
さて、みなさん保健師さんって知ってますか?
開業保健師ですといっても、保健師自体をご存知ない方ってまだまだたくさんおられます。
看護師は知っていても、保健師の知名度はまだまだですね。
保健師は、戦後GHQが、公衆衛生・・つまり病気の予防活動をするために設定された資格なのですが、看護師の免許を持ち、公衆衛生・予防活動の仕方を学んだ国家資格なんです。
当初は、結核や感染症対策を中心に、時代が変わり子育ての、乳幼児へのサポートから高齢者対策、生活習慣病予防と地域や産業の場で広く活躍しています。いわばこの国の健康を支える実戦部隊です。震災など大きな災害においても保健師の活躍は大きく取り上げら認められています。
世界を見ても、保健所や市町村保健センターなどコミュにて-の拠点で国中にまんべんなく活動をしているところはないそうで、そういった意味では日本の長寿を支えている一要因になっているかもしれません。誰もそんなこと言ってくれませんが・・
そんな中11月1日の朝日新聞にこんな記事が出ていました!

朝日新聞「保健師力」を5万人で検証、濃厚指導で脳卒中減るか
編集委員・田村建二】血圧や血糖といった検査の値ががかなり悪い人について、保健師が自宅を訪問するなど濃厚にかかわることで脳卒中や心筋梗塞を減らせるか検証する試みを、大阪大を中心とするチームが始めた。5万人近い全国の住民が対象で、「保健師力」を科学的に調べる最大規模の研究になる。 対象は、国民健康保険加入者で収縮期血圧が160以上、空腹時血糖が160以上などと検査値が要注意レベルを超えて高いうえ、医療機関を受診していない人たち。 保健師はまず自宅を訪問して「このままでは危険。お医者さんに行ってください」と受診を促す。その後、実際に受診したかをレセプト(診療報酬明細書)のデータで確かめ、受診していなければさらに面談や電話で念押しする。 研究には自治体単位で参加してもらい、濃厚な保健指導をする地域(対象住民は計約1万2千人)と、これまでどおり集団指導などをする地域(同約3万6千人)に分ける。脳卒中や心筋梗塞による入院や腎臓病で人工透析が必要になる割合が、「濃厚」な側で低くなるかどうかを確かめる。研究期間は5年。結果を厚生労働省の健康政策に反映するための「戦略研究」として実施する。 脳卒中などを起こした人のうち、発症前に血圧や血糖の異常で治療をしていたのは半数以下だったという報告もある。受診を通して発症を防ぐことで長期的に国の医療費を抑えられるのか、治療代がかさんでかえって増えるのかについても、比べられるようにするという。 研究代表者の磯博康・阪大教授(公衆衛生学)は「保健師は住民の健康を守る主役。でも住民に信頼されなければ指導もうまくいかない。個々人ごとにきめ細かく対応できるよう、保健師への研修にも力を入れたい」と
すごいですねえ~~!うれしいですね~~!
保健師力って言葉、絶対ありだと思います。
検査結果がよくなるだけで、その人の本当の健康を支えられているかという考え方もないではないですが、それは今の世の中認められないでしょう。
保健師が来てくれたことで、本当に自分の健康を見つめなおし、その結果健康づくりに取り組むそんな活動ができるのが保険師です。
5年でどのくらい結果が出るかは、よくわかりませんが、しかし結果が出なければ保健師として、プロとしてやっていけなくなります。
対象となった地域の保健師さん!!期待してますよ!!
う~~ん私かなり肩に力は言ってますね(笑)

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